2024.10.17

ロレックスGMTマスターⅡの「バットマン」とは?愛称の由来や「バットガール」についても解説

ロレックスGMTマスターⅡの「バットマン」とは

ロレックスの「GMTマスター」にはベゼルの配色ごとに異なる愛称があり、ブルーとブラックのツートンベゼルを採用したモデルはその見た目から「バットマン」と呼ばれています。本記事では「GMTマスターⅡ」の「バットマン」の特徴や魅力、愛称の由来などについて紹介します。

ロレックスのGMTマスターⅡとは?

ロレックスのGMTマスターⅡとは

「GMTマスターⅡ」は、ロレックスの航空パイロット向け腕時計「GMTマスター」の後継モデルです。24時間針と回転ベゼルの組み合わせにより、最大3つのタイムゾーンの時刻を同時に確認することができます。

初代「GMTマスター」はかつて存在した「パン・アメリカン航空」からの要望で開発されたという経緯があり、大陸間旅行が盛んになったことで複数のタイムゾーンを把握できる腕時計をパイロットたちが求めたことがきっかけでした。「GMTマスターⅡ」は、このようなニーズをさらに満たすために、初代「GMTマスター」を改良して1983年に発売されました。

ロレックスGMTマスターⅡの「バットマン」とは?

ロレックスGMTマスターⅡの「バットマン」とは

「GMTマスターⅡ」のなかで、ブルーとブラックのベゼルを採用したモデルは「バットマン」と呼ばれています。ここでは、その愛称の由来について紹介します。

ブルーとブラックのベゼルが「バットマン」を連想させることが由来

「バットマン」が登場するまでの「GMTマスターⅡ」シリーズではレッドとブルーの「ペプシ」カラーが定番でしたが、2013年にブルーとブラックのツートンカラーベゼルを採用した新モデルが登場しました。従来にはなかった個性的な配色がアメリカンコミックスの人気ヒーロー「バットマン」を彷彿させ、それにちなんだ愛称が付けられたとされています。

ジュビリーブレスモデルは「バットガール」と呼ばれることも

「バットマン」のブレス部分はオイスターブレスとジュビリーブレスの2種類です。5連リンクのジュビリーブレスレットは中央の3列が鏡面仕上げで、オイスターブレスよりもラグジュアリーな雰囲気となっています。このエレガントでフェミニンな雰囲気が「バットマン」の相棒である「バットガール」のイメージと重なるということで、ジュビリーブレスタイプの「バットマン」はファンの間で「バットガール」という愛称で親しまれています。

GMTマスターはベゼルの配色によって様々な愛称がある

「GMTマスター」にはベゼルの配色ごとにさまざまな愛称があります。主な配色と愛称、その由来は以下の通りです。

  • ペプシ:ブルーとレッドのベゼルを持つモデル。炭酸飲料の「ペプシコーラ」のロゴカラーに似ていることが由来。

  • コーク:レッドとブラックのベゼルを持つモデル。炭酸飲料の「コカ・コーラ」のイメージカラーを想起させることが由来。

  • スプライト:グリーンとブラックのベゼルを持つモデル。炭酸飲料の「スプライト」のカラーリングを連想させることが由来。

  • ルートビア:ブラウンとブラック、ブラウンとゴールドのベゼルを持つモデル。アメリカの炭酸飲料「ルートビア」の色合いに似ていることかが由来。
  • ロレックスGMTマスターⅡの「バットマン」の歴代モデルを紹介

    「バッドマン」の愛称を持つモデルは、「GMTマスターⅡ Ref.116710BLNR」とその後継モデルにあたる「GMTマスターⅡ Ref.126710BLNR」の2モデルです。ここでは「バットマン」の歴代モデルの特徴について詳しく紹介します。

    ロレックス GMTマスターⅡ Ref.116710BLNR

    ロレックス GMTマスターⅡ Ref.116710BLNR

    「Ref.116710BLNR」は、「GMTマスターⅡ」シリーズで初めてブルーとブラックのツートンカラーベゼルを採用したモデルです。ベゼルにはロレックスが独自開発したセラミック素材「セラクロム」が使用されており、傷や紫外線による退色に強く、美しい外観を長期的に維持できるという特徴があります。ブラックの文字盤には視認性に優れたマキシダイアルを採用し、ムーブメントには約48時間のパワーリザーブを誇る「Cal.3186」が搭載されています。

    ロレックス GMTマスターⅡ Ref.126710BLNR

    ロレックス GMTマスターⅡ Ref.126710BLNR

    「Ref.126710BLNR」は、前作の「Ref.116710BLNR」をベースに改良を重ねた後継モデルです。最大の変更点は新世代ムーブメントである「Cal.3285」が搭載された点であり、パワーリザーブが約48時間から約70時間に延長されています。

    また、ジュビリーブレスモデルが新たにラインナップに加わり、手元をエレガントに彩りながら快適な着用感を実現しました。なお、ベゼルの配色は前作を踏襲していますが、「セラクロム」の製造技術の向上によってさらに鮮やかな仕上がりとなっています。

    ロレックスGMTマスターⅡの「バットマン」をALLUで探す

    「バットマン」の特徴や魅力について紹介してきましたが、実物を手に取って確かめてみたいと思った方も多いかもしれません。中古ブランドショップALLU(アリュー)では「GMTマスター」のような人気モデルを豊富に取り揃えており、ブルーとブラックのベゼルを備えた「バットマン」が入荷することもあります。オンラインショップで気になった商品を店頭に取り寄せて実物を確認してから購入することもできるため、「GMTマスターⅡ」の「バットマン」をお探しの場合はぜひALLU(アリュー)を利用してみてください。

    ロレックスGMTマスターⅡの「バットマン」はブルーとブラックのベゼルが特徴

    ブルーとブラックのツートンカラーベゼルを備えた「GMTマスターⅡ」は、その見た目から「バットマン」という愛称で親しまれています。現段階で「バットマン」には「Ref.116710BLNR」と「Ref.126710BLNR」の2モデルがあり、ジュビリーブレスのものは「バットガール」と呼ばれることもあります。それぞれのモデルに異なる特徴と魅力があるため、気になる方は店頭でその違いを見比べてみると良いでしょう。

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