2024.10.31

ロレックスが動かないときの原因や対処法、修理代を紹介!動かないロレックスは買取可能?

ロレックスが動かないときの原因や対処法

高級腕時計の代名詞であるロレックスはその精度の高さが大きな魅力ですが、突然動かなくなってしまう可能性もゼロではありません。本記事では、ロレックスが動かなくなった際の原因や対処法、修理代の目安について紹介します。ロレックスに何らかのトラブルが生じた場合に備えて、解決策をしっかりチェックしておきましょう。

ロレックスが動かないときの主な原因と対処法は?【外部に原因がある場合】

ロレックスが動かないときの主な原因と対処法は

ロレックスが動かなくなる原因は様々ですが、ここからは外部に原因がある場合とその対処法について詳しく紹介します。

ベゼルが動かないときは、ケースとの間に埃などが溜まっている可能性がある

ベゼルが動かない場合はケースとの間に埃などのゴミが溜まっている可能性があるため、やさしく丁寧にブラッシングしてゴミを落とすようにしましょう。ブラッシングなどの簡単な手入れで改善する場合がほとんどですが、汚れが時計の内部にまで入り込んでしまって対処できない場合は専門業者に依頼するのがベストです。

短針・長針・秒針などが動かないときは、文字盤に水や埃などが入り込んでいる可能性がある

短針・長針・秒針が動かない場合は文字盤に原因があるかもしれません。文字盤に汚れや水がついたような染みがあるなら、汚れや水が侵入してしまった可能性が高いでしょう。ひどい場合には針が外れてしまう場合もあり、針は自分で修理するのが難しいため、なるべく早めに専門業者に修理してもらうのがおすすめです。

リューズが動かないときは、リューズが錆びてしまっている可能性がある

リューズが回しにくかったり動かなくなったりしたときは、リューズ部分が錆びてしまっている可能性があります。ロレックスを含む一般的な機械式時計はリューズによって日付の調整やゼンマイの巻き上げを行うため、リューズが動かなくなってしまうと正確な時間が表示できなくなります。リューズは壊れやすく無理に動かすと折れてしまうリスクもあるため、無理に動かそうとせず専門業者に修理を依頼しましょう。

ロレックスが動かないときの主な原因と対処法は?【内部に原因がある場合】

ロレックスが動かないときの主な原因と対処法は

ここでは、ロレックスの内部に動かなくなった原因がある場合とその対処法について紹介します。

ゼンマイの巻き上げが十分でなく、針を動かす力がなくなっている可能性がある

機械式時計は巻き上げたゼンマイが元に戻ろうとする力が動力となっています。ゼンマイが十分に巻き上げられていないと針を動かす力が弱くなってしまい、時計が正常に動かなかったり時間が遅れてしまったりします。そのため、ゼンマイの巻き上げが不十分だと思われる場合は、しっかりとゼンマイを巻き上げるようにしましょう。通常、ゼンマイを20~30回ほど巻けば十分な動力を得られますが、ゼンマイは繊細なパーツなので無理に巻き上げ過ぎないようにしましょう。

リューズを回してもスムーズに動かないときは、ゼンマイが切れている可能性がある

リューズを回しても動かないときは、ゼンマイが切れてしまっている可能性があります。時計を動かす動力であるゼンマイは使い続けていると金属疲労で切れてしまうことがあり、ゼンマイが切れると時計は動かなくなります。また、時刻が遅れたり早まったりといった症状がある場合もゼンマイの不調が原因かもしれません。ゼンマイに不備があるときにはゼンマイを交換する必要があるため、専門業者に依頼して交換してもらいましょう。

歯車が磨耗、破損、変形してしまい、正常に動作できなくなっている可能性がある

ロレックスの内部は無数の繊細な歯車によって構成されており、その歯車がひとつでも摩耗、破損、変形してしまえば正しい時刻が表示されなくなったり動かなくなったりします。外部から強い衝撃が加わると歯車に影響が出る可能性があり、歯車が壊れた状態で使い続けていると他のパーツまで破損してしまう恐れがあるため、なるべく早めに修理を依頼するようにしましょう。

水が内部に入り込み、ムーブメントが錆びてしまっている可能性がある

腕時計の内部に水が入り込んでしまうとムーブメントの錆びにもつながりかねず、ムーブメントが錆びることによって時計が正常に動かなくなることも考えられます。普段から水気に注意しながら着用し、錆びが他のパーツへと広がらないようにできるだけ早めに専門業者でチェックしてもらいましょう。

経年劣化により潤滑油が乾いてしまい、パーツ同士で摩擦が起きている可能性がある

パーツ同士の摩擦を軽減させてスムーズに動かすため、時計内部には潤滑油が塗布されています。しかし、長期間使い続けていると潤滑油が乾いてしまい、油切れによってパーツの破損や劣化を引き起こしてしまうかもしれません。潤滑油は3年程度で劣化し始めるとされているため、定期的にオーバーホールを行って新しい潤滑油を塗り直してもらうと良いでしょう。

磁気を発する電子機器の影響で、磁気を帯びてしまっている可能性がある

強い磁気を発するパソコンやスマートフォンなどにロレックスを近付けると時計内部の金属が磁気を帯びてしまい、時刻が正しく表示されなくなったり止まったりすることがあります。普段から磁気を発する電子機器の近くに置かないようにすることが大切ですが、磁気を帯びてしまった場合には専門業者で磁気抜きをしてもらいましょう。

クォーツ式時計であれば、電池切れの可能性が高い

電池が動力となっているクォーツ式時計が止まった場合は、電池が切れてしまっているかもしれません。電池の残量が少なくなると時計が正しい時刻を表示できなくなるため、他に異常が見当たらない場合には電池切れを疑ったほうが良いでしょう。電池は自分で交換することも可能ですが、電池交換の際に時計を傷つけてしまう恐れがあるため専門業者で交換してもらうのが無難です。

ロレックスが動かないときの修理代はどれくらい?

ロレックスが動かなくなった時は専門業者に依頼するのがベストですが、修理代がいくらかかるのか気になるという方も多いかもしれません。ここからは、おおよそのロレックスの修理代について紹介します。

日本ロレックスに修理を依頼した場合

ロレックスの正規メーカーである日本ロレックスに修理を依頼した場合、高度な技術力のもとで質の高い修理を受けることができますが、その分費用が高くなりがちです。基本料金に加えて修理に必要なパーツの料金が必要になる場合もあり、15万~20万円程度が相場とされています。また、交換用パーツの在庫がない場合には海外からの取り寄せになるため、想定以上に時間がかかってしまうこともあるでしょう。

民間の修理業者に修理を依頼した場合

ロレックスの修理は民間の時計修理業者にも依頼できます。日本ロレックスに依頼するよりも費用を抑えられますが、業者ごとに品質やレベルに差があるため信頼できる専門業者をしっかり見極めることが大切です。民間の専門業者に依頼した場合、3万~6万円程度の基本料金にプラスして交換用パーツの料金が別途必要となります。

動かないロレックスでも買取可能な店舗はある?

動かないロレックスでも買取可能な店舗はある

結論から言うと、動かないロレックスでも買取可能な店舗はいくつもあります。店舗やコンディションによっては買取の対象外となってしまうかもしれませんが、動かないという理由だけで買取NGとなることはあまりないでしょう。ここでは、動かないロレックスが買取可能な理由について解説します。

買取後に修理代がかかってもそれ以上の利益が見込めるから

壊れていたり動かなかったりするロレックスは修理に費用がかかりますが、たとえ修理代がかかったとしても売却時にそれ以上の利益が見込めるため、よほどコンディションがひどくなければ買取可能な場合がほとんどです。ロレックス以外の腕時計の場合、修理代の方が高くなってしまうケースも多く、買取を断られることも珍しくありません。

パーツ自体の価値が高く、パーツだけでも販売できるから

ロレックスは世界中で長年愛され続けているブランドであり、古いモデルを現行パーツに交換しながら使い続けているという方も少なくないでしょう。高度な技術力を駆使して作られているロレックスはパーツ自体の価値が高く、腕時計が壊れていてもパーツごとに販売できるため、動かないロレックスでも買取可能な店舗が多くなっています。

動かないロレックスがすべて買取可能なわけではない

動かないロレックスでも買取可能な店舗はありますが、すべての動かないロレックスが買取可能というわけではなく、買取の対象外になってしまうものもあります。ここでは、動かないロレックスが買取不可となるケースについて紹介します。

修理もできないほど損傷が激しい

動かないロレックスでも修理して販売できるものは買取の対象となっていますが、修理できないほどダメージのあるロレックスは買取不可となる場合があります。例えば、研磨をしても改善されないほどの錆びや深い傷のあるもの、過度な経年劣化で動かないものなどは修理できる見込みがなく買取の対象外となる可能性が高いでしょう。

非正規の業者によってカスタムされている

ロレックスを正規にはないデザインにカスタムしている方もいるかもしれませんが、非正規の業者にカスタムされたロレックスは買取の対象外となる可能性があります。カスタムロレックスは正規のオーバーホールや修理を受けられず、再販が難しい場合もあるため、どうしても買取業者から敬遠されてしまいます。

ロレックスが動かないときは、早めに修理してもらうのがベスト

ロレックスは非常に高性能な時計ではありますが、さまざまな理由によって動かなくなることがあります。本記事で紹介した対処法を参考にすれば改善できる可能性もありますが、無理に自分で対処しようとするとさらに悪化させてしまうかもしれません。修理できるかどうか、買取できるかどうかは素人では判断できないため、動かなくなってしまったら早めに専門業者で修理してもらうのが理想的です。

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