2024.09.26

ロレックスエクスプローラーⅠのブラックアウトとは?「Ref.14270」や鏡面バックルにも注目

ロレックスエクスプローラーⅠのブラックアウト

ロレックスの人気モデルのひとつである「エクスプローラーⅠ」には「ブラックアウト」と呼ばれるレアな個体が存在します。さらに「ブラックアウト」は製造された年代によって様々な種類があり、「Ref.14270」の初期個体が最も希少価値が高いと言われています。本記事では、「エクスプローラーⅠ」の「ブラックアウト」の特徴やその魅力について紹介します。

ロレックスのエクスプローラーⅠとは?

ロレックスのエクスプローラーⅠとは

ロレックスの「エクスプローラーⅠ」は1953年に誕生したモデルです。素材はステンレスのみ、文字盤のカラーもブラックのみで、無駄な装飾のないシンプルなデザインが特徴となっています。1953年に登場して以来いくつものモデルチェンジを繰り返してきましたが、初代モデルから大きく姿を変えていないという点も魅力のひとつです。また、「サブマリーナ」や「デイトナ」などのほかの人気モデルと比べて、購入しやすい価格帯のものが多いことでも人気を集めています。

ロレックスエクスプローラーⅠのブラックアウトとは?

ロレックスエクスプローラーⅠのブラックアウトとは

シンプルなデザインが人気の「エクスプローラーⅠ」ですが、レアモデルとされる「ブラックアウト」にはどのような特徴があるのでしょうか。ここからは「ブラックアウト」の特徴や種類について詳しく紹介します。

文字盤の3・6・9の数字が白く着色されていない個体

「エクスプローラーⅠ」の通常モデルでは、文字盤の「3」「6」「9」の数字が白く着色されていますが、「ブラックアウト」はそれらの数字が白く着色されていません。さらに、「ブラックアウト」には数字が黒く着色されているパターンと何色にも着色されていないパターンの2種類があり、レアモデルとしての価値がより高いのは数字が黒い個体です。

「Ref.14270」の初期個体が特に希少で、後継機の「Ref.114270」の一部個体にも見られる

「ブラックアウト」と呼ばれるモデルは基本的に「Ref.14270」の一部個体を指す場合が多く、そのなかでも「Ref.14270」が製造され始めた1990年~1991年の初期生産分のうち、シリアルナンバーに「E」か「X」を含むものの一部が最も希少だと言われています。また、「Ref.14270」の後継機にあたる「Ref.114270」のなかでシリアルナンバーに「V」を含む個体からも「ブラックアウト」が発見されており、こちらもレアモデルとして知られています。

ブラックアウトのなかでも、数字が黒いものとシルバーレターの組み合わせが最も珍しい

「ブラックアウト」には文字盤の数字が黒いものと無着色のものの2種類が確認されていますが、文字盤のロゴの色によってもさらに細分化されます。ロゴが白い個体を「ホワイトレター」、シルバーの個体を「シルバーレター」と呼び、製造年代がより古い「シルバーレター」のほうが貴重とされています。特に、数字が黒く着色されたものと「シルバーレター」の組み合わせが最も希少価値の高いパターンとして認識されているようです。

現行の「Ref.214270」の前期個体でも見られるが、流通量が多いため現段階での価値はそれほど高くない

現行モデルの「Ref.214270」には前期モデルと後期モデルが存在し、この前期モデルにも文字盤の数字が着色されていない「ブラックアウト」の特徴を持つ個体が存在します。しかし、こちらは「Ref.14270」や「Ref.114270」と比べると生産数が多く、レアモデルとしての評価は現段階でそれほど高くありません。

ただし、ブラックアウトと鏡面バックルの組み合わせは製造期間が短く流通量が少ない

「Ref.214270」の「ブラックアウト」のなかにも一部希少性の高い個体があります。それはバックルが「鏡面バックル」になっている個体で、2015年末~2016年初めの短期間しか製造されておらず希少性が高くなっています。

ロレックスエクスプローラーⅠのブラックアウトの魅力は?

ロレックスエクスプローラーⅠのブラックアウトの魅力

長年コレクターを魅了し続けている「ブラックアウト」には、どのような魅力があるのでしょうか。ここからは「ブラックアウト」の魅力について紹介します。

ロレックスの数あるレアモデルのなかでも特に希少価値が高い

「センタースプリット」「スティック文字盤」「ファット4」「200タキメーター」など、ロレックスには通常個体とは異なる仕様を持ったレアモデルが多数存在しています。なかでも「ブラックアウト」は特に入手が困難な個体とされており、その希少性こそが「ブラックアウト」の最大の魅力と言えるかもしれません。コンディションの良い個体は今後さらに減少していくことが想定されるため、今以上に希少価値が高くなると考えてもいいでしょう。

数字が白い個体よりも文字盤に統一感があり、シックな雰囲気に仕上がっている

「ブラックアウト」は通常の個体よりも文字盤が落ち着いた印象に仕上がっており、全体的に統一感のあるデザインも魅力のひとつです。特にインデックスが黒く着色されたものとシルバーレターの組み合わせは数字が白い個体よりも文字盤がすっきり見え、シルバーのロゴが程よいアクセントとなっています。

ロレックスのエクスプローラーⅠをALLUで探す

中古ブランドショップのALLU(アリュー)ではロレックスの人気モデルを数多く取り扱っており、「エクスプローラーⅠ」が入荷することも珍しくありません。「Ref.14270」のような特に希少価値の高い「ブラックアウト」が入荷する可能性は高くありませんが、「Ref.214270」といった流通量の多い「ブラックアウト」であれば比較的見つけやすいかもしれません。「Ref.214270」の「ブラックアウト」が今後レアモデルとなっていく可能性も否定できないため、気になる方はぜひALLU(アリュー)を利用してみてください。

ロレックスエクスプローラーⅠのブラックアウトは希少個体のひとつで、初期の「Ref.14270」が特に貴重

ロレックスを代表するレア個体のひとつである「ブラックアウト」は製造時期によって様々な個体が確認されており、「Ref.14270」の初期生産分は特に希少価値が高いと言われています。ほかのレアモデルと比較してもその希少性は別格であり、今後さらに価値が高まっていくことが期待できるでしょう。

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