ロレックスエクスプローラーⅠの新作はいつ発売される？2023年発売の「Ref.224270」についても解説

ロレックスのエクスプローラーⅠとは？

ロレックスの「エクスプローラーⅠ」は、1953年に公式発表されたモデルです。1950年代後半までは「エアキング」をベースにしたデザインでしたが、1990年に誕生した「Ref.14270」で基本的なデザインを確立してからは、微調整やマイナーチェンジを繰り返しながら精度や視認性を向上させてきました。日付や曜日などのカレンダー表記がないシンプルな外観が魅力で、シーンを問わず日常的に着用しやすくなっています。

ロレックスのエクスプローラーⅠの新作モデルはいつ発売される？

2023年に発売された「Ref.224270」に次ぐ新作モデルの発売日は、2024年8月時点で未定となっています。現行モデルである「Ref.124270」「Ref.124273」「Ref.224270」のどれかが大幅にアップデートされるのか、マイナーチェンジがあるのかなどの情報も一切発表されていないため、来年以降の新作発表を待つしかないでしょう。

2023年、ロレックスエクスプローラーⅠに「Ref.224270」が登場

2010年から販売されていた39mmケースの「Ref.214270」が2021年に販売終了となり、2023年にその後継機として40mmの「Ref.224270」が登場しました。「Ref.224270」は、旧型モデルから細かな部分が微調整され、さらに使い勝手の良い時計へと進化しています。

ロレックスエクスプローラーⅠの「Ref.224270」と旧作の違いは？

ここでは「エクスプローラーⅠRef.224270」と旧作モデルの違いを紹介します。ケースサイズやデザイン、ムーブメントの違いについて詳しくチェックしてみましょう。

「エクスプローラーⅠ Ref.214270」との比較

まずは、「エクスプローラーⅠRef.224270」の前モデル「Ref.214270」との違いについて紹介します。

ケースサイズが39mmから40mmになり、各パーツのサイズも微調整されている

2010年に発売された「Ref.214270」のケースサイズは39mmでしたが、「Ref.224270」では40mmにサイズアップしています。また、ケースサイズが変更されたことによって各パーツのサイズも微妙に調整され、ブレスレットのコマ幅が1mmほど広がり、リューズもやや大きくなっています。ただし、厚みも重さもほとんど変わらないため、両モデルとも同じ使用感で違和感なく着用できるでしょう。

ムーブメントが「Cal.3132」から「Cal.3230」に変更され、より高精度に

「Ref.224270」のムーブメントは、「Ref.214270」に使用されていた「Cal.3132」から最新の「Cal.3230」に変更されました。磁気や衝撃、温度変化などの影響を受けにくく、日差±2秒の安定した精度を実現。さらに、独自の耐震装置も備えており、過酷な環境下にも耐えられる仕様になっています。

文字盤にある「EXPLORER」の表記が6時位置から12時位置に

「Ref.214270」では6時側に「EXPLORER」の文字が表記されていましたが、「Ref.224270」では12時側に移動しています。また、近年のロレックスの傾向にあわせて、6時の文字位置にロレックスの王冠マークが表記されるようになっています。

「エクスプローラーⅠ Ref.124270」との比較

次は、2021年に発売された「Ref.124270」との違いについて解説します。

ケースサイズが36mmから40mmになり、視認性が大幅アップ

ケースサイズが36mmの「Ref.124270」に比べ、40mmの「Ref.224270」は視認性が大幅に向上しています。装着した際の存在感も増しており、デザインがシンプルだからこそサイズの違いがよりはっきりと感じられるかもしれません。

ムーブメントは同じ「Cal.3230」で、デザインも変更なし

「Ref.124270」と「Ref.224270」のムーブメントは同じで、「Cal.3230」が引き続き搭載されています。デザイン面でも変更点はないため、コンパクトなサイズ感が好みの方は「Ref.124270」を、よりインパクトが欲しい方は「Ref.224270」を選んでみると良いでしょう。

ロレックスエクスプローラーⅠの人気モデルを紹介

「エクスプローラーⅠ」は発売当初からあまり姿を変えていないものの、モデルによって製造期間や希少性は大きく異なります。ここでは、「エクスプローラーⅠ」のなかで特に人気のあるモデルについて紹介します。

ロレックスエクスプローラーⅠ Ref.1016

1990年頃まで生産されていた「Ref.1016」は、ヴィンテージロレックスとして扱われるモデルです。このモデルから「エクスプローラーⅠ」の基本デザインが確立し、30年にわたるロングセラー商品となっています。「Ref.1016」は生産時期やムーブメントの違いから、初期・前期・後期に分けられているのが特徴です。

ロレックスエクスプローラーⅠ Ref.14270

1990年から2001年頃まで生産されていた「Ref.14270」には、当時の最新ムーブメント「Cal.3000」が搭載されています。また、「Ref.1016」の後継機である「Ref.14270」ではインデックスがスクエア状のメタルフレームに変更され、このデザインは現行のモデルにも引き継がれています。

ロレックスエクスプローラーⅠ Ref.124270

39mmケースの「Ref.114270」のあと、36mmケースとして登場したのが「Ref.124270」です。インデックスに夜光塗料を塗布することで夜間の視認性が向上しており、ロレックスが特許を取得した「クロナジーエスケープメント」を採用することで約70時間のパワーリザーブを実現しています。

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ロレックスエクスプローラーⅠの新作発表は現段階では未定

現段階で「エクスプローラーⅠ」の新作モデルについての詳細は不明ですが、シンプルかつ機能性の高い「エクスプローラーⅠ」はこれからもさらなる進化を遂げることが予想されます。現時点で一番新しいモデルである「Ref.224270」の特徴や魅力をチェックして、今後どのような進化があるのかを期待して待ちましょう。