ロレックスでナイロンベルト(NATOベルト)と相性の良いモデルは?ナイロンベルトに交換する際の注意点についても解説
ロレックスを普段着用している方のなかには、ブレス部分をナイロンベルトに交換したいと思っている方もいるのではないでしょうか。ナイロンベルトは汗や水に強く、交換することでロレックスがカジュアルな雰囲気になるという魅力があります。本記事では、ナイロンベルト(NATOベルト)と相性の良いモデルや、交換時の注意点について紹介します。
ロレックスにナイロンベルト(NATOベルト)がカスタムされるようになったきっかけは?
ロレックスにナイロンベルトがカスタムされるようになったのは、1964年に公開された映画『007 ゴールドフィンガー』がきっかけとされ、劇中でショーン・コネリー演じるジェームズ・ボンドがNATOベルトの「サブマリーナ」を装着していました。
当時はステンレス製のブレスやレザーベルトが主流でしたが、ダイバーズウォッチにナイロンベルトを合わせるという斬新な組み合わせが話題になり、007という人気映画の影響力も相まってロレックスのナイロンベルトカスタムが徐々に認知されていったようです。
NATOベルトとは?
NATOベルトとはイギリス軍で採用されていたナイロン製の時計ベルトのことです。もともとNATO軍で使用されていたことからそのように呼ばれており、「NATOストラップ」や「G10ストラップ」という名称もあります。軽量で耐久性の高いナイロン製で色やデザインのバリエーションも豊富です。ステンレスのブレスと比べて着脱が簡単なので、その日の気分やファッションに合わせて気軽に付け替えられるのも魅力のひとつでしょう。
ナイロンベルト(NATOベルト)の魅力は?
ここからは、ロレックスにカジュアルな雰囲気をプラスしてくれるナイロンベルトの魅力について紹介します。
低価格でバリエーションが豊富なため、気分に合わせてカスタムできる
ナイロンベルトは比較的リーズナブルなものが多く、安価なものでは1,000円程度で購入できます。そのため、色やデザインの異なるナイロンベルトを複数買い揃えやすく、その日の気分やファッションに合わせて付け替えることができます。ロレックスを簡単にカスタムできるのはナイロンベルトならではの楽しみ方といえるかもしれません。
柔軟性があり、手首にフィットしやすい
ナイロンベルトにはナイロン素材の中でも柔らかい素材が使用されており、手首の形状にフィットしやすくなっています。ステンレスのブレスと比べて軽量で装着感が高いため、長時間でもストレスなく快適に着用できるでしょう。
水や汗に強く、汚れが気になったら洗うことも可能
ナイロンベルトは水や汗に強く、海や川などの濡れやすい環境でも安心して使用できるため、夏場のレジャーシーンには特におすすめです。汚れが気になったら時計本体から外して洗浄できますが、洗濯機を使用する場合は洗濯ネットに入れるようにしましょう。
ナイロンベルト(NATOベルト)はどこで購入できる?
ナイロンベルトやNATOベルトは時計専門店やアクセサリーショップなどで購入でき、大手オンラインストアでも品揃えが豊富です。価格帯は1,000円程度のものから5,000円前後のものまでさまざまで、予算と好みに合わせて選びやすくなっています。
ロレックスでナイロンベルトと相性の良いモデルを紹介
ロレックスには数多くのモデルがありますが、すべてのモデルがナイロンベルトにマッチするわけではありません。ここでは、ナイロンベルトと特に相性が良いモデルを紹介します。
ロレックス サブマリーナ Ref.5513
1962年頃〜1990年代前半まで製造された「Ref.5513」は「ヴィンテージサブマリーナ」の代表的なモデルで、スポーティな40mmケースに回転ベゼルが印象的です。防水性に優れ、本格的なダイバーズウォッチとしての性能も備えています。普遍的でシンプルなデザインはナイロンベルトとの相性も良く、カジュアルな着こなしにもおすすめです。
ロレックス サブマリーナ Ref.16800
1980年〜1988年頃に製造された「Ref.16800」は、「サブマリーナ」に日付表示機能を追加した「サブマリーナ デイト」の第2世代モデルです。前モデルの「Ref.1680」の特徴を受け継ぎつつ、強化サファイアクリスタルを採用するなどの細かいアップデートが加えられています。
上品な雰囲気でありながら防水性能や操作性は向上しており、ダイバーズウォッチとしての性能は健在です。300m防水性能と洗練されたデザインを両立した一本は、ビジネスシーンでもカジュアルシーンでも存在感を放ってくれるでしょう。
ロレックス サブマリーナ Ref.16610
1988年〜2010年まで製造されていた「Ref.16610」は、現行モデルの原型とも言える「サブマリーナ」の名作です。40mmのオイスターケースや300m防水などは当時のダイバーズウォッチとしては画期的で「サブマリーナ」の真骨頂ともいえる仕様になっています。ベゼルプレートの素材はアルミニウム製で、味のある雰囲気やエイジングが楽しむことができるのも魅力の一つです。
ロレックス エクスプローラーⅠ Ref.214270、Ref.114270
「エクスプローラーⅠ」は探検家向けに設計されたシンプルで堅牢なモデルです。ケースサイズは「Ref.214270」が39mm、「Ref.114270」が36mmでコンパクトながらも存在感のあるデザインが魅力。どちらも高い視認性を誇るブラックダイヤルと夜光塗料が施されたインデックスが特徴で、ナイロンベルトに交換することでよりカジュアルかつスポーティな印象に仕上がるでしょう。
ロレックス エクスプローラーⅡ Ref.16570
「Ref.16570」は赤い24時間針を備えたモデルで、文字盤にはホワイトとブラックの2色展開となっています。耐久性のあるステンレススチールケースとナイロンベルトの組み合わせは、このモデルの個性的なデザインを一層引き立ててくれるでしょう。
ロレックスをナイロンベルトに交換する際の注意点
ロレックスをナイロンベルトに交換する際はモデル選びが重要ですが、ほかにも注意すべきポイントがいくつかあります。ここでは、ナイロンベルトに交換する際の注意点について紹介します。
カジュアルな雰囲気になるため、フォーマルなコーデに合わせにくくなる
ナイロンベルトはその素材感からどうしてもカジュアルな印象になってしまうため、ロレックスをナイロンベルトに交換する場合は、フォーマルな装いとの組み合わせに注意するようにしましょう。ビジネスシーンではナイロンベルトが悪目立ちしてしまう可能性もあるため、フォーマルな場面ではオリジナルのブレスレットやレザーストラップを選んでおくのが無難です。
安っぽく見えてしまい、ロレックスの高級感が損なわれてしまう可能性も
ナイロンベルトの価格はロレックスの純正ブレスレットと比較すると非常にリーズナブルなため、あまり安価なナイロンベルトを選んでしまうとロレックスがチープに見えてしまうかもしれません。ロレックスの上品な雰囲気を損なわないためにも、質の良い素材を使用したしっかりした作りのナイロンベルトを選ぶようにしましょう。
バネ棒外しで簡単に交換できるが、不慣れな場合はプロに依頼するのが無難
基本的にロレックスのブレスレットやストラップは、バネ棒外しという工具を使って簡単に取り外しや交換ができます。ただし、慣れていないうちは力加減を間違えて時計本体に傷をつけてしまったり、バネ棒を紛失したりするリスクもゼロではないでしょう。もし自分で行う場合には工具で傷つけてしまわないように細心の注意を払い、不安な場合には時計専門店などに交換を依頼するのが理想的です。
ナイロンベルトと相性の良いロレックスをALLUで探す
中古ブランドショップのALLU(アリュー)では、ロレックスのリユース品を豊富に取り扱っており、ナイロンベルトと相性の良いモデルも見つかるかもしれません。オンラインショップの商品を実店舗に取り寄せて品質やフィット感を確かめてから購入することもできるため、ナイロンベルトと相性の良いロレックスをお探しの方は、ぜひALLU(アリュー)を利用してみてください。
ロレックスをナイロンベルトに交換する際は、専門業者に依頼するのが安心
ロレックスにカジュアルな雰囲気をプラスしてくれるナイロンベルトは、その手軽さと多様なデザインが魅力です。一方で、スーツとのコーディネートに気をつけたり、高級感が損なわれないように配慮したりする必要があります。ベルト交換は自宅でも簡単にできますが、慣れていない場合は時計を傷つけるリスクもあるため、不安な方は専門業者に依頼するのがベストでしょう。