2023.08.16
「サステナブルファッション」で地球に優しく、おしゃれに暮らす。
「サステナブルファッション」で地球に優しく、おしゃれに暮らす。

サステナブルに対する意識が個人に求められている近年。
ただ、「何を求められているのか」「取り組む理由は?」と疑問を持つ人も少なくないのが現実。私たちがスムーズにアクションを起こせない理由は、そもそもサステナブルが掲げられた背景をきちんと認識していないからかもしれません。

今回は、よく耳にするようになった≪サステナブルファッション≫をテーマに、サステナブルを目指すべき理由や様々な取り入れ方をまとめました。自分に合った方法を見つけて、地球や人に優しくなってみませんか?

サステナブルファッションに取り組む理由

サステナブルファッションに取り組む理由

近年、ファッション業界が持続可能な未来に向けて≪サステナブルファッション≫を強く訴求しており、その影響は私たちの日常生活でも実感できるほど。ただ、なぜ取り組む必要があるのか。その理由は、これまでファッション業界が抱えてきた次のような問題にあります。

  • 衣類などを作る工程の中で、汚染水や温室効果ガスを大量に発生させる。
  • 動物の皮や毛の使用、在庫の大量廃棄など、自然環境への配慮が欠けている。
  • 発展途上国にて、低賃金での労働や重労働を要求する。

大きく問題視されるまで、このような背景があることに気付かなかった消費者は多いでしょう。
そして、これらの問題を改善、解決すべく、2019年の主要7ヵ国首脳会議にて、ファッション業界における環境負担減を目的とする「ファッション協定」が発表されました。
この協定には、世界的に有名なハイブランドやファストファッションブランドも署名し、持続可能な地球環境、社会環境のために≪サステナブルファッション≫が注目されるようになったのです。

知っておくべきファッション業界の現実

知っておくべきファッション業界の現実

「Tシャツ1枚を作るのに2720リットルの水が必要」「ファッション業界からの二酸化炭素排出量は12億トン」、ファッション業界が抱える問題について調べると、よくこのようなフレーズを目にします。
ただ、こうも膨大な数字を提示されても私たち消費者にはあまりピンときません。
かつてサステナブルファッションが広がりを見せる前、実際にどのようなことが起きていたのかを知れば、その重大性を身近に感じることができるのではないでしょうか。

例えば、発展途上国での1件。
ファッションブランドの縫製工場が入るビルが崩壊し、そこで働く1136人もの人が犠牲になった事故がありました。安全管理を無視し、過酷な労働環境で働かせ続けたことにより起きた大きな事故です。
この事故後、縫製工場の労働環境を世界的に見直すこととなりましたが、現在でも低賃金での重労働や児童労働などの全てが解決できているわけではありません。

人や環境に及ぼす影響

その他にも、綿花をつくるための大量の農薬が影響し、吐き気やガンなどの健康被害に悩まされる農家が数多くいます。

ファストファッションでよく使われる化学繊維は、洗濯をする度に細かな繊維(マイクロプラスチック)となって河川や海に放出され、有害物質を吸着し、魚の体内に入り、食事を通して私たちの身体に入ってくると言われています。
マイクロプラスチックが人体に及ぼす影響については研究途中で、具体的なことはまだ解明されていませんが、何らかの健康被害を受ける可能性が指摘されています。

ここで挙げた問題はほんの一部に過ぎませんが、これ以上の被害を防ぐためにも、少しでも認知を広げることが大切なのです。

サステナブルに100%はない

サステナブルに100%はない

ことの重大性を理解し、いざサステナブルファッションを取り入れる。その前に心得ておくべきことがあります。
それは、100%のサステナビリティの実現は不可能だということ。

例えば、オーガニックコットンの衣料品に切り替えるとして、そのコットンの生産に必要な水の消費は?再生プラスチックを原料とする商品を購入した際の、製造元からの輸送による影響は?
商品のライフサイクルのどこかで無駄が生じてしまうのは、まず避けられません。
地産地消を目指し輸送費を削減することもサステナブルですが、発展途上国では低賃金でも働き口があることで救われる生産者がいることも事実。

私たちにできることは100%のサステナブルの実現ではなく、1人1人が少しでも影響を軽くするよう心がけること。
その方法に、正解、不正解はありません。
1つのアクションが生む影響の全体像を踏まえたうえで、何を選ぶかは消費者の個々の判断となるのです。
そして消費者一人一人が何を求め、選ぶかで、生産者側の意識を変えることもできるのです。

サステナブルファッションの種類

サステナブルファッションの種類

それでは、私たち消費者が実際に取り組むことのできる、様々な≪サステナブルファッション≫についてご紹介します。

【サステナブル素材で作られた商品を選ぶ】

サステナブル素材でよく耳にするのが「オーガニックコットン」。
その他にも、土の中で無害に生分解される天然繊維「生分解性繊維」や、水を使用せず染色した「無水染色素材」、製造メーカーから出る木材・プラスチックの廃材やペットボトルを原料にしている「再生繊維」などがあります。
サステナブル素材で作られた商品はハイブランドからも多く展開され、注目を集めています。

【動物搾取をしない】

動物の皮や体の一部を使用しない「ヴィーガン」という考え方。一見、ファッションの幅が狭まるように思えますが、十分におしゃれを楽しめる時代になってきています。
リンゴやパイナップルなどの植物を原料に作られたヴィーガンレザーや、ペットボトルから作られたエコファーなど、アニマルフレンドリーな新しいサステナブル素材が続々と開発されているのです。

【生産過程における人権を考える】

フェアトレード商品を購入することで、発展途上国の原材料や工芸品に対し適正な対価を支払うことができるため、生産者の生活を支えることに繋がります。
フェアトレードファッション専門のブランドや、フェアトレード商品を取り扱うセレクトショップもあるので、そのような人権に寄り添ったショッピングを楽しむのも良いでしょう。

【衣料廃棄物を減らす】

衣服を手放す際は、買取店やフリーマーケットの利用、寄付、リメイクができないかを一度考えてみてください。
また購入する際にも、廃棄物の減少に繋がる方法がいくつかあります。
例えば、長く使える高品質なものを選んで大切に使ってみたり、少量生産・受注生産のブランドから購入したり、古着やヴィンテージ商品からお気に入りを見つける「リユース」もサステナブルファッションの1つです。

ご覧いただいたとおり、一口にサステナブルファッションと言っても様々ですので、"自分に合った持続可能な方法"を選んで挑戦してみてください。

すぐに取り入れられるサステナブルファッション

すぐに取り入れられるサステナブルファッション

サステナブルファッションの様々な取り入れ方をご紹介しましたが、その中でもおすすめしたい方法が【リユース】。
リユースは、新商品を得ることよりも環境や社会への影響が少なく、私たちがすぐに取り入れられるサステナブルファッションなのです。

データによると、衣服における日本人1人あたりの年間サイクルは「新たに購入する服:約18枚、手放す服:約12枚」。ファストファッションブームもあり、購入する衣料品の数は15年前よりも60%増えている一方で、買ったものを手元に置いておく期間は半分に減少しています。
そして手放す服のほとんどがリユースされることなく、そのまま燃えるゴミとして捨てられているのです。
同じ衣料品を使う期間を2倍に伸ばすだけでも、ファッション業界の温室効果ガス排出量は半減するかもしれないとのこと。

つまり、古着やヴィンテージ商品の中からショッピングを楽しむだけでも、環境負荷の削減に貢献することができるのです。

おすすめの「リユースショップ」

おすすめの「リユースショップ」

〈今ある資源を大切にする〉〈長く使える物を選ぶ〉この2つが叶うおすすめのリユースショップが、高品質な中古ブランド品を販売する「ALLU(アリュー)」です。

ALLU店舗では各製品のタグに、またALLU ECでは各製品の紹介ページに、 それぞれの製品がもたらすリユースによる環境負荷の削減貢献量「Resale Impact(リセールインパクト)」を掲載。独自開発した「Valuence Resale Impact Calculator」を用いて、 二酸化炭素排出量・水使用量・エネルギー使用量・PM2.5排出量の削減貢献量を数値化したものです。
ALLU(アリュー)ではさらに、リサイクル素材を用いた梱包材を使用するなどの持続可能な社会の実現に取り組んでいます。

モノを廃棄せず、大切に扱うことが、どれだけ地球環境の保全につながるのかを1人でも多くの方に知っていただくために。
是非この機会に、リユースという≪サステナブルファッション≫を検討してみてはいかがでしょうか。

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