マストハブな巾着バッグは、ルイヴィトン「ノエ」でキマる
ルイヴィトン(Louis Vuitton)の巾着型バッグのノエ(noe)は、1932年に誕生して80年以上が経った今、注目されているのは巾着バッグの元祖ともいえる完成されたデザインによるもの。今回は、改めて注目したいルイヴィトンのノエの特徴や魅力、サイズやタイプなどそれぞれをくわしく見ていきましょう。
ルイヴィトンの「ノエ」ってどんなバッグ?
ノエの誕生ストーリー
そんなルイヴィトンが、シャンパンを入れて持ち運ぶために開発したのが 「ノエ(noe)」でした。重いシャンパンを5本入れても問題なく運べる頑丈な巾着型のバッグを元に、レディース用のバッグに改良されて作られました。
ノエの機能性
シャンパンがまとめて収納できるように中は 仕切りが一切なく、外にポケットもないシンプルなデザインです。また、巾着型ならではの縦にも横にも大きくひらく開閉部分は、いろいろな形の荷物も 収納しやすい設計です。バッグを閉じるときも開閉部分を革ひもできゅっと引き締めるだけなので、荷物の収納の手間取りません。
ノエのデザイン性
通常のバッグにはない巾着型のノエならではのしなやかなプリーツは、 ルイヴィトンらしいエレガンスで華やかな印象です。まさにタイムレスでエレガンスなデザインと、荷物の出し入れがしやすい機能美の両方が備わったバッグとして、今再び注目されているんです。
ノエを使ったオススメ「コーディネート」をご紹介
ノエのエレガンスさとカジュアルな要素が合わさったデザインは、デイリーに活躍します。レギュラーサイズよりひとまわり小さいプチノエなどは、ワンピースやフレアスカートなどのフェミニンなスタイルを、より 上品でキュートに見せてくれます。
そして、あえてモノグラムやダミエをチョイスして、バッグが主役になるシンプルコーデもおすすめ!エピでは、イエローやオレンジなどのビタミンカラーもラインナップされているので、Tシャツなどのラスなスタイルに、 女性らしさを演出するのに活用してみてはいかがでしょうか。
歴史が長いノエの「サイズラインナップ」ご紹介
ノエはルイヴィトンの定番人気のバッグであることから、これまでサイズラインナップが広がり、記念サイズも生まれました。ここでは各サイズを詳しい容量とともにご紹介していきます。
ナノ・ノエ
サイズ:約 縦15cm 横13cm 奥行き9cm
まるで着物に合わせる ミニ巾着のように、ノエの中でも一番小さいサイズです。キュートな見た目のノエには、スマホやハンカチなどお出かけに最低限必要なアイテムを収納できます。個性的なパーティーバッグやワンマイルの休日ショッピングまで、持っておくと何かと活躍するサイズです。
ノエBB
サイズ:約 縦24cm 横22cm 奥行き15 cm
ノエBBは 2013年に登場したばかりの新しいコレクションです。エレガンスな巾着型のデザインは従来のままで、長いショルダーストラップがつけられました。これまでできなかった肩掛けでノエを身に着けられるようになったので、より使いやすくカジュアルな印象に仕上がっています。
縦長のノエは500mlペットボトルや小型のタブレットも収納でき、 デイリーユースにぴったりのサイズ感。デニムやTシャツのラフなスタイルに合わせて、カジュアルとエレガンスのバランスがいいレディなスタイルを作りましょう。
プチノエ
サイズ:約 縦27cm 横25cm 奥行き20cm
長さを調節できるストラップがついていて、A5サイズの手帳を収納できる普段使いにおすすめのサイズです。 ストラップを短くすれば大人のハンドバッグに、最大の長さにすれば肩にかけてショルダーバッグにも使えます。
新しい ノエBBとくらべてマチが広く横長な印象のフォルムは、安定感があって底に ペットボトルを横にしたままおさまる収納力。大きすぎず小さすぎない絶妙なサイズ感は、スカートにもパンツスタイルにも合わせて、いつものコーデを格上できるノエです。
ノエ(レギュラーサイズ)
サイズ:約 縦34cm 横26cm 奥行き19cm
スタンダードなノエは、誕生当時のままシャンパンが5本収納できるビッグサイズ! シャンパンの数キロの重さにも耐えられるよう、縫製がとても丈夫で荷物をたくさん持ち歩く人でも安心です。A4サイズのノートも収納できるサイズなので、薄手のカーディガンなどの衣類を入れても十分に必要なスマホや手帳などのアイテムが収納できます。
また、大きいノエの内側にはポケットがない代わりに、小物をつけられる Dリングが備え付けられています。キーホルダーを取り付けられるから、ポケットがない大きなノエでも必要な小物をスムーズに出し入れできるんです。
また、上記以外にも記念モデルとして1000個限定発売された 「ミニノエ」も。ミニノエは、ストラップ調節で2WAY使い分けられる通常パターンのノエと違い、ハンドバッグ用の備え付けハンドルと、ショルダー用の取り外し可能なストラップが付いた仕様で注目を集めました。
ノエで展開する「素材」や人気の「カラー」とは?
クラシカルでブランドを象徴する「モノグラム」キャンバス、現在ノエの定番でカラー展開の多い「エピ」をはじめとした素材ラインナップをご紹介していきましょう。
モノグラム
ルイヴィトンと言えばモノグラムを思い浮かべる人が多いほど、100年近くにわたって愛され続けている永遠の定番です。ルイヴィトンのトップレザーブランドとしての 風格を感じられるモノグラムは、ノエに落ち着いたエレガンスさを与えています。エレガンスでありながら、とても軽く柔軟性に富んでいて防水性も高いので毎日ハードに使い込めるカジュアルさもうれしいですね。
また、 モノグラムキャンバスは表面に傷がつきにくいから、リペアしながら何十年にわたってノエを使い込んでいる人もいるほど。巾着バッグブームの火付け役である、ルイヴィトンのノエだと一目でわかるデザインはいつものスタイルを格上できます。
ダミエ・アズール
日本の 市松模様からインスピレーションを受けて作られた、白と青のチェック柄です。さわやかな印象のダミエ・アズールは、ノエをより 女性らしく上品な印象に仕上げています。また、白と青の組み合わせは春夏のコーデに合わせるのはもちろん、秋冬のダークトーンのスタイルに合わせて、カラーバランスの調節をするのにも役立ちますよ。
エピ
フランス語で「麦の穂」を意味するエピは、 横に細長いラインが並べられた型押しが印象的なレザー素材です。無数のレザーラインは光が当たる度合によって、色の印象や具合が変化するのが特徴。シンプルなワンカラーのノエが、その日の天気や室内の環境で違った印象になるんです。
また、ノエのエピコレクションは、とにもかくにも カラーラインナップが豊富。ブラックやブラウンをはじめ、レッドやオレンジ、ブルーなどのあざやかなカラーリングは、見ているだけで気分が明るくなってきますね。
コーディネートの差し色に使いたい明るいカラーから、落ち着きのあるブラックやブラウンも定番人気で、人と被りたくない!という方には バイカラーもおすすめです。
再注目のノエ!トレンドの巾着バッグで旬なスタイルを楽しんで
スタンダードな四角形のバッグとはまた違った、やさしいプリーツをまとっている ノエはフェミニンとエレガンスが合わさった女性らしいコレクションです。サイズ展開もミニサイズからスタンダードまでいろいろなタイプがそろっているので、自分の使い方に合わせてお好みのノエをチョイスしましょう。
ルイヴィトン(Louis Vuitton)が誕生したのは、日本に黒船が襲来し西洋文化が流れ込んできた1854年のこと。フランスのパリにトランクを専門に扱う店として、ルイヴィトンがスタートしました。
一つひとつていねいに縫製され、丈夫でクオリティの高いレザーアイテムの数々が高く評価され、一気にトップブランドへの道をかけあがっていきました。