CHANEL特集♪一番人気はラムスキンのアイテム
シャネル(CHANEL)のバッグや財布に使用される素材として、もっともポピュラーといわれる「ラムスキン(Rum-skin)」について紹介します。 「シャネルといえばラムスキン」というイメージがあるほど、シャネルのレザーアイテムには欠かせない、代表的な素材。シャネルのメジャー素材であり、きめが細かく、肌に吸いつくような柔らかさが特徴の、ラムスキンの特性や、そのラインナップ、お手入れ方法などの情報をたっぷりご紹介します。
ラムスキンって「どんな素材」?
シャネルでもっともポピュラーな素材といわれている「ラムスキン」。まずはどんな素材なのか、特徴やイメージなどをざっと紹介していきます。
ラムスキンは「生後1年以内の」羊の皮革
ラムスキンとは、生後1年以内の羊の皮革を指します。毛穴が小さくキメが細かいため、非常に柔らかく、肌に吸い付くような滑らかな肌触りが特徴です。
ラムスキンはマットな質感が魅力
ラムスキンのバッグや財布など「おすすめアイテム」特集
ブランドのメジャー素材というだけあって、ラムスキンを使ったアイテムは数多く展開しています。「ラムスキン素材の良さがさらに際立つ」アイテムをカテゴリ別に、ピックアップしてご紹介していきます。
ラムスキンを使った「チェーンバッグ」ラインナップ
まずはシャネルの定番人気、チェーンバッグのラインナップからご紹介していきます。 シャネルのラムスキン製品で最も印象的なのは、やはりメゾンの象徴ともいえる、マトラッセのチェーンバッグです。キルティングのふっくらとした質感は、柔らかなラムスキンならではの仕上がりです。ゴールドチェーンと絡めても嫌味がなく上品に映るのは、ラムスキンの持つマットな質感ゆえでしょう。 「ファーストシャネル候補」として、ダントツの人気を誇るマトラッセのチェーンバッグですが、その上品で高級感漂う雰囲気に、ラムスキンが大きく貢献しているのは間違いありません。
シャネルの新定番「ボーイシャネル」
甘くないシャネルとして人気を集める、ボーイシャネル。ハードな印象を受ける大きいメタルチェーンと、柔らかいラムスキンの組み合わせが、絶妙な可愛さを生み出しています。 さらにゴールドのボディと、レッドカラーを差し込んふだカラーリングは、マニッシュなボーイシャネルならではです。辛口のボーイシャネルでも、すこしシャネルらしさが欲しいという方は、素材をラムスキンにしてみてはいかがでしょうか。
ラムスキンをまとう、レディなハンドバッグ
シャネルらしく、そしてポイントメイクにもぴったりなチェーンバッグも素敵ですが、大人の女性の必須アイテム「ハンドバッグ」でも、上品な印象を与えるラムスキンは欠かせませんよね。
上品さと使いやすさがポイント「マトラッセ親子バッグ」
シャネルというと、ブランドカラーであるブラックやホワイトのイメージが強く、やはり人気も高いのですが、次に挙げられるのは大人っぽいベージュカラーなんです。しっとり上品なラムスキンに、きれいめのベージュ、さらにはレディなハンドバッグ…というのは、大人の女性には何かと便利な組み合わせ♪ さらに「親子バッグ」は一緒に持つのもいいですが、バラバラでも使えるのでとてもお得なアイテムです。
ラムスキンで持ちたい長財布
シャネルの財布といえば、やっぱりロングウォレットですよね。財布でもやはり人気のラムスキン。傷が付きにくいことからキャビアスキンも高い人気を誇りますが、柔らかく独特のつややかな印象が女性らしいラムスキンは根強い人気。 そして、やはりラムスキンの財布であれば、ステッチがたっぷり入ったデザインを選びたいですよね。ブラックカラーの優しい光沢が、女性らしさを高めてくれます。
ラムスキンの「お手入れ方法」
ラムスキンのアイテムを購入するときに気になるのが、「キズ」と「色落ち」です。柔らかくすべらかな素材であるがゆえに繊細で、衝撃や摩擦にも弱いのです。もちろんそれなりの耐久性はありますが、革の性質上、キズや色落ちのリスクがあるのは否めません。 財布は毎日持ち歩くものですが、シャネルのバッグは「普段使いに適した耐久性」よりも、「選ばれたシチュエーション」で「エレガントに装う」ことを想定して作られたものだと考えるべきでしょう。 繊細な素材であるラムスキンですが、普段のお手入れはどのようにすれば良いのでしょうか。
たった4ステップで長持ちする お手入れ方法
繊細な素材ではありますが、日ごろから気を付けてケアをしていれば、それほど神経質になる必要はありません。マメにお手入れをすることが、長くキレイに使い続けるコツです。
STEP1.まずは「防水スプレー」
購入したら、まずは防水スプレーをすることをおすすめします。それによって、汚れが付きにくく、また付いた汚れも落としやすくなります。 スプレーをするときは、30センチ以上離してまんべんなく噴射するようにしてください。近い距離から噴射すると、掛けムラが出たり、シミになる可能性があります。
STEP2.「保湿剤」と「ポリッシングクロス」でデイリーケア
使ったあとは、毎回ホコリを落とし、ポリッシングクロスに革用の保湿剤を少量含ませ、全体にまんべんなくなじませます。革に栄養を与えることで、ツヤが持続し革が長持ちします。
STEP3.ついた汚れは「クリーナー」で優しく落とす
部分的に汚れがついてしまったときは、革用のクリーナーをポリッシングクロスになじませ、やさしく擦ってください。強く擦り過ぎるのは、色落ちや傷の原因になるのでNGです。 クリーナーは、「デリケートな皮革用」のものを選びましょう。万が一のために、まずは目立たないところでテストをしてからの使用をおすすめします。
STEP4.仕上げは「から拭き」でツヤをキープ
最後に、きれいなポリッシングクロスで表面をやさしく「から拭き」します。これでツヤが長持ちします。
ラムスキンはシャネルらしい上品さが際立つ素材
ラムスキンの魅力や特徴、おすすめラインナップにお手入れ方法などをご紹介しましたが、いかがでしたしょうか? ラムスキンは、シャネルらしさを感じさせる、ブランドを象徴する素材です。繊細な素材ではありますが、それを補ってあまりある魅力を持つ、シャネルのラムスキン。ぜひ実際に手に取って、その良さと滑らかな感触を体感してみてくださいね。