【結婚式やお葬式に】腕時計の選び方とおすすめ腕時計をご紹介
結婚式、お葬式などといった冠婚葬祭では、それぞれ身だしなみのマナーがあるように、腕時計にもシーンによって着けていいもの悪いものがあるのはご存じでしょうか?今回は、冠婚葬祭はもちろん、就職活動や入学式に着けたい腕時計の選び方とおすすめの腕時計を併せてご紹介いたします。
結婚式におすすめな腕時計
皆さんは結婚式にどのような腕時計を着けていきますか?
かつて、結婚式に腕時計を着けていくのは、お祝いの場で「早く帰りたい」という印象を与えてしまうということから、マナー違反とされていました。しかし近年では、腕時計を着けて参列する方も多く、おしゃれの一環として、腕時計を結婚式の出席時に着けていてもいいという風潮へ変化してきました。そんな結婚式の時にはどのような腕時計を着ければいいのでしょうか?
結婚式に着ける腕時計の選び方
結婚式に出席する際の腕時計選びは、ブレスレットに注目しましょう。シルバーのメタルブレスやレザーブレスがおすすめです。ゴールドのブレスレットや、ラバーのブレスレットだと、華美すぎたり、カジュアルになりすぎてしまうので避けた方が無難です。また、レザーブレスを選ぶ際は、黒革のものが結婚式向きです。革靴を選ぶときと同様、茶色はカジュアルな印象になってしまうので、黒革がおすすめです。あまり主張のないシンプルなデザインのものが、結婚式にふさわしく、クロノグラフ時計よりも、2・3針のシンプルなドレスウォッチを選びましょう。文字盤カラーは白かシルバーが好印象です。
OMEGA(オメガ)のシーマスター
落ち着いたデザインでシーンを選ぶことなく使える万能な腕時計。ラグジュアリーさと上品さを兼ね備えているので、結婚式用の光沢のあるドレッシーなスーツなどドレスアップしたファッションにピッタリです。
ROLEX(ロレックス)のエクスプローラー1
ROLEX(ロレックス)の中でも特にシンプルでスーツスタイルにも合わせやすいエクスプローラー1。サブマリーナとは異なり、発売されてから形やデザインを大きく変えることなく、内部の機構のみアップデートされ続けてきた、歴史と伝統を受け継ぐ腕時計です。クラシカルな雰囲気が何とも言えず、紳士な装いに華を添えてくれます。
Jaeger-LeCoultre(ジャガールクルト) レベルソ
Jaeger-LeCoultre(ジャガールクルト)の定番モデル、レベルソ。レベルソは、ラテン語で反転するという意味。その名の通り、端正で美しいデザインの中に、ケースが反転するという大人の遊び心を感じさせられるギミックが詰め込まれているレクタンギュラウォッチ。式典やパーティなどの華やかなファッションにマッチすることから、フォーマル用の腕時計として購入されることが多い腕時計です。豊富なサイズ展開なので、自分の腕にぴったりの腕時計がみつかるはず。
PATEK PHILIPPE(パテックフィリップ) カラトラバ
時計業界のトップブランドとして君臨するPATEK PHILIPPE(パテックフィリップ)。その中でもシンプルかつ上品な美しさを放つカラトラバは、ラウンドウォッチの模範的存在。現在も多くのブランドがPATEK PHILIPPE(パテックフィリップ)のカラトラバのデザインを基準にデザインをしているほど、デザインが美しい時計と言われています。日常使いから冠婚葬祭までこれ1本でカバーできるほど、持っているだけで心強い腕時計です。
就職活動用の腕時計の選び方
就職活動中に必須なのが腕時計。必需品ではありますが、好きなものを着けていいのかといわれるとそうでもなく、華美すぎず、誠実さを感じさせるシンプルなものがいいと言われています。きっと何を選んだらいいのかわからなくて悩む人も多いのではないでしょうか?
就職活動中に着けたい腕時計の選び方
デザインは、装飾の目立たないシンプルでスーツに似合うものに限ります。ブレスレットはメタルブレス、もしくは革ブレスがおすすめです。ラバーブレスはカジュアルすぎてしまい、ビジネスシーンにふさわしくないとされるため、避けた方が無難です。文字盤は、白、黒、ネイビーなど光沢感のない物を選んだ方が華美にならず、誠実な印象があるためおすすめです。近頃は、スマートフォンの普及により、腕時計を着けない方が増えていますが、ひとつのビジネスマナーとして、腕時計を着けるのも大切です。入社後は、アップルウォッチなどのスマートウォッチやデジタルウォッチなども、職種によって着用可能ですが、しっかりとした面接の場では、アナログウォッチをつけるようにしましょう。
TAG HEUER(タグホイヤー) カレラ
就職活動中に使えるほどのシンプルさはもちろんのこと、年齢を重ねても愛用し続けることができる腕時計です。スポーツウォッチでありながらエレガントな薄さやデザインが、大人っぽい逸品です。
TUDOR(チュードル)ヘリテージブラックベイ
ROLEX(ロレックス)のディフュージョンブランドとして誕生した「TUDOR(チュードル)」。ROLEX(ロレックス)が知名度や市場拡大のためつくられた廉価品ということもあり、デザインが同じなのはさることながら、使われているパーツの大半はROLEX(ロレックス)と同じもの。それなのに価格は圧倒的に安いので、ROLEX(ロレックス)にはまだ手が届かないけれど、同じようなデザインが欲しい!という新社会人や就活生におすすめです。
GRAND SEIKO(グランドセイコー)
日本を代表する腕時計ブランドのひとつで、セイコーの中でも最高峰に位置づけられているのが「グランドセイコー」。シンプルな外装に、高精度なムーブメントを搭載し、日本の粋を集めた腕時計として作り出されています。特に海外ブランドではなく、日本のブランドであることからも、着けていても嫌味っぽさもなく、営業が多いビジネスマンでも新入社員の方でもお使いいただけます。正統派にイチオシな時計です。
お葬式に腕時計はタブー?
お通夜や告別式などに、腕時計を身に着けてもいいのかと心配される方もいらっしゃるかと思いますが、腕時計の着用は問題なしと言われています。
故人を惜しむ場で悪い印象を与えないようにするにはどのような腕時計を選ぶべきでしょうか。
お葬式に着ける腕時計の選び方
お葬式の際の腕時計は、結婚指輪などと同じくくりで、弔辞などで身に着けていても構わないとされています。しかし、クロノグラフなど、複雑な機構を搭載したものや、ゴールドのもの、ダイヤモンドや装飾品がついた派手な時計はタブーです。もし、このような腕時計しかない場合は、着用しない方が良いでしょう。2針や3針などのシンプルなケースで、黒い革ベルトのものがよいです。カレンダーはついていても構わないとされていますが、文字盤は黒、白、シルバー、ケース素材はステンレス、もしくはシルバーやホワイトゴールドなど銀色系がおすすめです。
Cartier(カルティエ) タンクソロLM
Cartier(カルティエ)のエントリーモデルとも言われている「タンクソロLM」。シックなデザインでTPO問わず使える腕時計です。レクタンギュラー型の腕時計は、シックな印象があり、正装しているときには特にぴったりです。
ROLEX(ロレックス) チェリーニタイム
落ち着きのある洗練されたデザインが特徴の「チェリーニタイム」。クラシックとエレガントさが融合されたドレスウォッチです。ドレスウォッチというと、華美すぎるのではないかと心配になりますが、チェリーニタイムは、無駄を一切省いたミニマルなデザインなので、どんなシーンでも使うことが出来る時計です。
卒業式、入学式にはとっておきの腕時計を!
子供の入学式や卒業式、大切な日に着けたい腕時計と、大学の入学祝いや卒業祝いに贈りたい腕時計をご紹介します。
式典用と入学祝い、卒業祝いの腕時計の選び方
フォーマルな装いには、やはりドレスウォッチがおすすめです。2針、3針のシンプルなデザインながらもしっかりと高級感があるものを選びましょう。袖口にしっかりと収まるような小ぶりなものもおすすめです。また、お子様への入学祝いや卒業祝いで腕時計を贈るのであれば、スポーツウォッチやデジタルウォッチなど、若いときに似合うものは避けましょう。年を重ねてもずっと使い続けることができるような飽きの来ないシンプルなデザインのものがおすすめです。
A.LANGE&SOHNE(ランゲ&ゾーネ) サクソニア
A.LANGE&SOHNE(ランゲ&ゾーネ)のコレクションの中でも不動の地位を気づいているのが「サクソニア」。清廉さと優美さを兼ね備えたうえに、A.LANGE&SOHNE(ランゲ&ゾーネ)ならではの高精度な造りが、お祝いのシーンにも映えます。
Breguet (ブレゲ) クラシック
その名の通り、クラシカルなデザインの「クラシック」。すっきりとした文字盤で、洗練されたデザインは、まさに腕時計として理想的な形と評されています。入学式や卒業式といった、式典はもちろん、冠婚葬祭にも使えるマルチなデザインなので、一つ持っているだけで万能な腕時計です。
長年愛用できるものを選ぼう
いかがでしたでしょうか?冠婚葬祭や式典の際に着けたい腕時計は見つかりましたか?
腕時計は、しっかりと手入れをして大切に使えば、親から子へ、子から孫へ、と何世紀にわたっても使い続けることができるものです。結婚式や成人式などのおめでたい場で、父から子へと腕時計を譲り渡したりする人もいるほど、私たちにとって思い入れの深いアイテム。だからこそ、内部の構造や耐久性、デザインにはしっかりとこだわりたいところ。あなたの人生の節目や思い出を共に刻む、ラグジュアリーウォッチを探してみてはいかがでしょうか?