2024.07.17

カルティエの絡み合う三連のゴールドリング「トリニティ」

Cartier(カルティエ)は、王室御用達ブランドとして、世界に名を馳せてきました。エドワード7世に「王の宝石商、宝石商の王(Jeweller of kings , king of jewellers)」と言わせしめたフランスが誇るフランスの老舗高級ジュエラーで、そのカルティエの不朽の名作、トリニティ(Trinity)は3連のゴールドリングが重なり合う、エレガンスなジュエリーコレクションです。トリニティで展開するアイテムラインナップとそれぞれのデザイン性、トリニティが映える着こなしパターンも分かりやすく解説いたします。

カルティエの象徴3連リング「トリニティコレクション」

カルティエの象徴3連リング「トリニティコレクション」

トリニティは、カルティエのジュエリーコレクションのなかでも特に有名なコレクションで、ブランドのアイコン的存在です。3連のゴールドが絡み合うリングは、カルティエの創業者ルイ・フランソワ・カルティエの斬新なインスピレーションによって、1924年に誕生しました。トリニティは、フランスの芸術家ジャン・コクトーが愛用したことから注目を集め、ブランドのシンボルとして現在も世界中から愛され続けています。3連リングの一つであるピンクゴールドのリングには「Cartier」のロゴが刻印され、その時々の動きによってロゴが見え隠れします。ブランドであることを主張しすぎず、でもカルティエであることが一目でわかる、気品漂うコレクションです。

トリニティコレクションの特徴

三位一体という意味を持つ「トリニティ」。そのモデル名から分かるように、ホワイトゴールド・イエローゴールド・ピンクゴールド3つのリングが重なり合って一つのジュエリーとなっています。ここ最近では、セラミック素材を使用したブラックカラーとシルバーが重なり合っているリングや、ホワイトゴールド一色のリングなど、より男性に寄り添ったデザインも多く登場しました。トリニティリングは発売されてから長い歴史があり、年代ごとに刻印されている場所や種類が異なっています。現行品では、ピンクゴールドのリングにCartierと刻印がされていますが、少し前のモデルだと「Must de Cartier」と刻印されていたり、シルバー部分にCartierと刻印されている限定品など若干の変化があります。

トリニティコレクションに込められた意味

3連のリングにはそれぞれ意味があり、愛を象徴するピンクゴールド・忠誠を表すイエローゴールド・友情を表すホワイトゴールドからなるトリニティは、「人生を愛する人々に捧げるコレクション」として登場しました。1924年の発売当初から、女性のみならず男性にも人気なジュエリーとして、人気が高まり、現在でもペアリングとして購入される方も多いほど、老若男女とわず使えるシンプルでエレガントなきらめきが特徴です。

結婚指輪にも選ばれるほど

トリニティコレクションに込められた意味

このように意味が込められたリングだからこそ、結婚指輪として購入される方も多いと言われています。トリニティリングには、さまざまなシリーズがあり、カラーはもちろんのこと3つ全てのリングにダイヤが埋め込まれているものや、一つだけにダイヤが埋め込まれているもの、リングが細めのものなど、デザインや価格が幅広く展開されています。カジュアルにもクラシカルにも似合うリングであったり、ロゴがさり気なく派手すぎないデザインだからこそ、毎日着ける結婚指輪として選ばれることが多いのでしょう。

トリニティを上品に着こなす

トリニティリングを主役に

カラーの異なる3色のゴールドのリングは、一本で華やかな印象に仕上げてくれます。他の指には、シルバー・ピンクゴールド・ゴールドのどれを持ってきても統一感を持たせてくれるので重ね着けをするのもおすすめ。ポップな色使いのブレスレットなどとあわせて、あえて外してみるのも上級テクニックです♪

トリニティネックレスはガーリーにもクールにも

ゴールドの華奢なチェーンでまとめ上げられている、トリニティのネックレス。シンプルなデザインなので、他のネックレスと重ね着けをするのにもピッタリです。シャツやVネックなどのクールなファッションにも、雰囲気を変えることなく着けることができます♪また、ワンピースや丸襟などの可愛らしいファッションにも、リングの柔らかな曲線がマッチするなど、一本を使いまわせる万能なネックレスです。

トリニティコレクションの「おすすめアイテム」をご紹介

カルティエのトリニティでは、リングをはじめネックレスやブレスレットといった豊富なアイテムバリエーションが揃っています。そのトリニティコレクションの中から、普段使いしやすいネックレスや、ピアスなどピックアップしてご紹介します。

トリニティ〈リング〉

トリニティコレクションに込められた意味

トリニティコレクションといえば、カルティエのシンボルでもあるトリニティリング。絡み合いつつも可動性のある3つのリングの間に指を通してはめるこのリングは、初めて見た人はどのように着けるのか疑問に思う方も。サイズ展開も豊富なので、男女問わずお使いいただけます。シンプルでジェンダーレスなデザインなので、ペアリングで購入される方も多いコレクションです。

トリニティ〈ダイヤネックレス〉

トリニティコレクションに込められた意味

トリニティ ダイヤネックレス 750 9.0g
こちらのトリニティは、ピンクゴールドのチェーンに3連リングをネックレスにしたデザイン。トリニティを束ねるリングにダイヤがあしらわれていて、上品な印象を与えてくれます。素材はスタンダードな3つのゴールドを使用、トリニティネックレスをさりげなく取り入れたい方におすすめです。

トリニティ〈腕時計〉

トリニティコレクションに込められた意味

カルティエの腕時計と言えば、パシャバロンブルータンクなどが有名ですが、実は他にも多くのラインナップが展開されています。中でもひときわアンティークやクラシカルな印象が漂うトリニティコレクションは、着ける人の年代を問わず長く愛用できるデザインが特徴です。時計のケース部分がトリニティコレクションならではで、リングが重なり合っているようなデザインに設計されている物が多いです。シンプルなデザインなので、ビジネスシーンなどはもちろん、冠婚葬祭でも着用していただけます。スーツスタイルやオフィスカジュアルなどといった格式のあるファッションアイテムと一緒に着けても、カジュアルダウンすることなく着けられる上品さも大人の女性に嬉しいポイントです。

トリニティ〈ピアス〉

トリニティコレクションに込められた意味

アクセサリーは、ゴールドのピアスならゴールドのネックレスにリング、シルバーのピアスならシルバーのネックレスにリング、といったように、カラーを統一して着ける方が多いのではないでしょうか。トリニティコレクションはピアスだけにかかわらず、一緒に身に着けるアクセサリーのカラーを気にすることなく着用できます。毎日使えるアクセサリーとして重宝する逸品です。

エレガントに生きる大人のマスターピース「トリニティ」

トリニティコレクションに込められた意味

「人生を愛する人々に捧げるコレクション」として発表されたトリニティは、カルティエのオリジナリティとあふれる気品が美しいジュエリー。パートナーのペアアイテムとしてはもちろんのこと、人生のアニバーサリーごとに好きなデザインを増やしていくという楽しみかたもいいかもしれませんね。

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