2024.09.20

ロレックスの保護シールが購入時に剥がされるようになった理由は?買取価格への影響についても解説

ロレックスの保護シール

ロレックスの腕時計を正規販売店で購入する際、全てのモデルに保護シール(緑色のシール)が貼られていますが、一部の正規販売店において購入時に保護シールを剥がすということが標準化されました。本記事では、ロレックスの保護シールの役割や剥がすことが標準化された理由、買取価格への影響についてご紹介します。

ロレックスの保護シール(緑色のシール)とは?

ロレックスの保護シール(緑色のシール)とは?

ここでは、新品のロレックスに貼られている保護シールの役割について紹介します。一部正規販売店で新たに導入された保護シールを剥がすというルールについても解説するので、あわせてチェックしてみましょう。

傷や汚れを防止するために、ケースの両サイドや裏蓋、リューズなどに貼られている

ロレックスの保護シールは、ケースの両サイドや裏蓋、リューズ、クラスプなどに貼られています。保護シールが貼られている理由としては、新品の腕時計に傷や汚れがつかないようにするためだと考えられます。また、この保護シールの有無が新品かどうかの判断基準となっている買取店もあるため、資産としてロレックスを所有している方のなかにはできるだけ剥がしたくないという方もいるかもしれません。

一部の正規販売店で保護シールを店頭で剥がすことが標準ルールに

保護シールを店頭で剥がすことが標準化されるまでは、購入後に自分で保護シールを剥がすことができました。しかし、最近になって店頭で保護シールを剥がすことが一部の正規販売店で標準化されたため、保護シールを剥がすかどうかを個人で決めることが難しくなりました。

世界各国にロレックスの正規販売店はありますが、保護シールを剥がすというルールがまだ標準化されていない国や店舗も存在します。並行輸入品のなかには保護シールが貼られたままの個体もありますが、今後このルールを導入する正規販売店が増えていくことで保護シールが貼られた個体を正規販売店以外で見かけることは少なくなっていくでしょう。

ロレックスの保護シールを剥がすことが標準化された理由は?

レックスの保護シールを剥がすことが標準化された理由

ここでは、ロレックスの正規販売店で保護シールを剥がすことが標準化された理由について解説します。

保護シールを店頭で剥がすことによって転売防止につながる

保護シールを剥がすことがルール化された大きな理由として、転売防止が挙げられます。ロレックスの腕時計を売却する際は、コンディションが新品に近ければ近いほど高値でつきやすくなります。保護シールは新品を証明する大きな判断基準であるため、転売を考えている方が保護シールの貼られた個体を入手しようとするのは当然かもしれません。

さらに、正規販売店では型番とブレスレット番号が記載されているタグも購入時に回収されるようになりました。保護シールとタグがない状態のロレックスは中古品と見なされて買取額が下がってしまうこともあるため、転売目的で購入しようとする方をできるだけ少なくして転売を防止しようという狙いがあったと考えられます。

保護シールを購入時に剥がすことで傷や不具合がないかをスタッフと一緒に確認できる

そもそも保護シールは展示や試着時に細かい傷がつかないようにするために貼られています。保護シールを店頭で剥がすことにより、スタッフと一緒に傷や不具合がないかを一緒に確認することができ、コンディションが保証された状態で購入できるようになります。

保護シールを貼ったままにしておくと劣化や故障の原因となってしまうことも

本体を傷つけないために保護シールを貼ったままで着用している方もいるかもしれませんが、貼りっぱなしにしておくと劣化や故障の原因になってしまう可能性があります。例えば、本体と保護シールの隙間に汗や汚れが入り込むと空気の循環が悪くなり、ステンレスであったとしても錆びやすくなってしまいます。錆びがひどくなった場合には防水機能の低下にもつながるため、保護シールは必ず剥がして着用するようにしましょう。

ロレックスの保護シールを剥がしてしまうと買取価格に影響する?

ロレックスの保護シールを剥がしてしまうと買取価格に影響

資産としてロレックスを所有している方や海外で購入したロレックスに保護シールが貼られていたという方のなかには、保護シールの有無が買取価格にどう影響するのか知りたいという方もいるかもしれません。ここでは、ロレックスの保護シールを剥がすことによる買取価格への影響について解説します。

買取店によっては保護シールの有無を新品の判断基準としている場合がある

ロレックスの買取を行っている店舗のなかには保護シールの有無が新品の判断基準となっている店舗もあり、まったく使用していなかったとしても保護シールがついていなければ新品として扱われません。さらに、未使用で付属品がすべて揃っていてコマ調整をしていなかった場合でも、ギャランティカードの発行から半年以上経過していると新品として買い取ってくれないケースもあるようです。

買取店における新品の判断基準とは?

買取店によって新品の判断基準は異なっており、新品としての基準を満たしていた場合でもその店舗の在庫や流通状況、店側の諸事情によって査定額は大きく変動します。そのため、ロレックスの腕時計を買取に出す際には、クオリティやコンディションなどを細かく伝えたうえで、新品として買い取ってくれるのかを確認しておくのがベストです。

代表的な新品の判断基準は以下のようになっていますが、店舗やタイミングによって変わる可能性もあるため、参考程度にチェックしておくと良いでしょう。

  • 保護シールが残っている
  • 未使用品であること
  • ブレスレット部分の調整がされていない
  • 純正の箱、保証書、タグなどの付属品が全て揃っている
  • 保証書に代理店のスタンプがある
  • 購入日からそれほど日が経っておらず、保証期間内である
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    保護シールがなくても新品の基準を満たしていれば中古として扱われないケースも

    保護シールがない状態でも新品の基準を満たしていれば、新品として買取ってくれるケースも少なくありません。傷や不具合などがないのはもちろんですが、購入してからそれほど時間が経っていなければ新品として判断してもらえる可能性は高いでしょう。一方で、購入してから日が経ちすぎている場合には、保護シールがあったとしても新品として評価されにくい傾向があります。

    日本国内のロレックス正規販売店では保護シールを剥がすルールが標準化されており、今後世界中の正規販売店でルール化されることが予想されます。そうなると、新品であっても保護シールがついていない状態がスタンダードとなるため、買取基準もこれから見直されていくかもしれません。

    ロレックスの正規店で保護シールを剥がす理由は、転売を防止するため

    一部のロレックス正規販売店では、購入時に保護シールを剥がすことが標準化されています。これは転売防止の一環であると考えられていますが、傷や不具合がないかをスタッフと一緒に確認できるという側面もあります。今後、国内外を問わずあらゆる正規販売店で保護シールを剥がされるようになる可能性が高く、それに合わせて買取の際の新品の定義が改められるかもしれません。ロレックスの売却を検討している場合には、保護シールの有無を問わず、店舗ごとの新品の判断基準を事前にチェックしておくと良いでしょう。

    中古ブランドショップのALLU(アリュー)ではロレックスの人気モデルを数多く取り扱っており、経験豊富な鑑定士によって見極められたコンディションの良い個体が豊富に揃っています。オンラインショップで気になった商品を実店舗に取り寄せて実物を確認することもできるため、ロレックスをお探しの場合はぜひALLU(アリュー)を利用してみてください。

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