2024.09.26

ロレックスの三大発明とは?オイスターケース、パーペチュアル、デイトジャストの特徴や魅力について紹介

ロレックスの三大発明

世界的に有名な腕時計ブランドであるロレックス。その卓越した技術力とモノづくりへの熱意によって開発された「オイスターケース」「パーペチュアル」「デイトジャスト」はまとめて「三大発明」と言われており、これらの発明によってロレックスはその名を世界に轟かせました。本記事では、ロレックスの三大発明である「オイスターケース」「パーペチュアル」「デイトジャスト」について詳しく解説します。

ロレックスの三大発明とは?

ロレックスの創立者であるハンス・ウイルスドルフ氏は腕時計の精度や機能性を高めるためにさまざまな機構や技術を開発し、腕時計業界全体の発展に貢献してきました。特に「オイスターケース」「パーペチュアル」「デイトジャスト」の登場は、当時の腕時計のみならず現在の腕時計にも多大な影響を及ぼしており、この3つはまとめて「三大発明」と呼ばれています。

【三大発明①】世界初の防水腕時計として特許を取得した「オイスターケース」

オイスターケース

世界初の防水腕時計として1926年に発売された「オイスターケース」は特許を取得しており、現在でも多くのモデルに採用されている機構です。1927年にはイギリス人スイマーであるメルセデス・グライツ氏が「オイスターケース」の腕時計を装着して海峡横断に挑戦しました。10時間以上も水中で装着していたにもかかわらず正確に動き続けていたため、「オイスターケース」の性能の高さが世界に証明されることとなりました。

密閉性に優れた防水設計で、水だけでなくゴミも入りにくい

ロレックスの「オイスターケース」はつなぎ目のないデザインで、ケース本体に裏蓋やリューズがねじ込まれています。このような機構によって密閉性が高められており、水はもちろん細かいゴミやほこりも内部に入り込みにくくなっています。

堅牢なケースでありながら、簡単に開けられてメンテナンスもしやすい

「オイスターケース」のオイスターはその名の通り「牡蠣」を意味しており、牡蠣の殻のように固く水を通さないということが表現されています。「オイスターケース」は高い耐久性がありながら簡単に開けられるようになっているため、メンテナンスや修理がしやすいというメリットもあります。特別な技術がなくてもスムーズに開けられ、メンテナンスや修理時にストレスなく点検できるということが技術者の間でも高く評価されています。

ロレックス独自の加工技術により、デザインのバリエーションが豊富

シンプルで洗練されたデザインも「オイスターケース」の特徴のひとつです。サイズや形状、素材、色などのバリエーションも豊富で、ゴールドやプラチナなどの高級素材もロレックスの優れた加工技術によって精巧に仕上げられています。アウトドアシーンはもちろん、日常使いからフォーマルなシーンまで使いやすいデザインとなっています。

【三大発明②】ローターが360度回転する自動巻きゼンマイの「パーペチュアル」

パーペチュアル

1931年に発表された「永遠」という意味を持つ「パーペチュアル」は、着用時の振動によって自動でゼンマイが巻かれる機構です。

腕の動きだけでゼンマイが巻き上がる世界初の自動巻きムーブメント

ロレックスの「パーペチュアル」は世界初の自動巻きゼンマイとして「エミール・ボーラー」によって開発され、ローターが360度回転して自動的にゼンマイが巻き上がるという仕組みです。当時の腕時計は手動でゼンマイを巻くのが一般的だったため、自動巻きゼンマイは画期的な発明だとして注目を浴びることとなりました。「パーペチュアル」は現在、世界中の腕時計ブランドで採用されており、腕時計業界全体の発展に寄与したと言っても良いでしょう。

リューズのねじ込み忘れによる水の侵入を防ぎ、完全防水が実現

先述したように、「オイスターケース」は防水性と密閉性に優れていますが、唯一の欠点がリューズのねじ込み忘れによる水の侵入です。「パーペチュアル」は手動でゼンマイを巻く必要がないためリューズのねじ込み忘れがなく、「オイスターケース」の欠点を克服することに成功しました。

【三大発明③】3時位置の小窓で日付がすぐに確認できる「デイトジャスト」

デイトジャスト

3時位置の小窓に日付を表示する「デイトジャスト」は1945年に発表されました。日付が確認できる機能自体はそれ以前からあったものの、視認性の低さが大きなネックとなっていました。しかし、「デイトジャスト」の登場により視認性が大幅にアップし、日付がわかりにくいという課題をクリアすることができました。

午前0時になると瞬時に日付が変わり、簡単に日付が把握できる

ロレックスの「デイトジャスト」は午前0時になるとすぐに日付が切り替わりますが、ほかのブランドの腕時計では徐々に日付が変わっていくというものでした。そのため、瞬時に日付が変わる「デイトジャスト」の発明はロレックスの技術力の高さを改めて証明することとなりました。さらに、左手に着用したときに袖口から見やすいように3時位置に設置したことも当時としては斬新であり、その実用性の高さが大きく評価されました。

デザインの幅が広がり、モデルごとの個性がアピールできるように

小窓に日付を表示することで文字盤のデザインを損なうことなく取り入れることができたため、幅広いデザインのなかから好みのモデルを選ぶことができます。また、同じモデルであっても「デイトジャスト」の有無によって印象が変わり、実用面だけでなくデザイン面においても大きな飛躍を遂げることとなりました。

ロレックスの三大発明を全て搭載したモデル「オイスターパーペチュアル デイトジャスト」

オイスターパーペチュアル デイトジャスト

ロレックスを代表するドレスモデルである「デイトジャスト」の正式名称は「オイスターパーペチュアルデイトジャスト」で、その名の通りロレックスの三大発明が全て搭載されています。1945年に「デイトジャスト」機能が発表されたのと同時に誕生したモデルで、豊富なバリエーションと高いデザイン性が大きな魅力です。サイズや素材、文字盤の色、インデックス、ベゼル、ブレスレットなどが幅広くラインナップされており、シンプルで上品なデザインから洗練されたスポーティなデザインまで、好みに合ったモデルが見つけやすくなっています。

ロレックスの「三大発明」は腕時計業界に革命をもたらした画期的な発明

ロレックスは「オイスターケース」「パーペチュアル」「デイトジャスト」の発明によってその技術力の高さを証明し、腕時計ブランドとしての地位を揺るぎないものとしてきました。この三大発明は当時の腕時計業界に大きなインパクトを与えたのはもちろん、現代における腕時計づくりの土台を作り上げたと言っても良いでしょう。

中古ブランドショップのALLU(アリュー)ではロレックスの人気モデルを豊富に取り扱っており、三大発明をすべて搭載した「オイスターパーペチュアルデイトジャスト」が入荷されることも珍しくありません。オンラインショップの商品を実店舗に取り寄せてクオリティやコンディションを確かめてから購入することもできるため、ロレックスをお探しの場合はぜひALLU(アリュー)を利用してみてください。

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